1.使用システムとシステム管理者および運用事務局
- Webを用いた紹介状システムを使用する。システム管理者は国立がん研究センター東病院大腸外科(実施責任者:伊藤雅昭、運用事務局:塚田祐一郎、松元美保子)とする。
2. 本システムにおけるアカウント発行と利用者の個人情報管理およびセキュリティについて
- 本システムTOP画面内のシステム登録申請をクリックしアカウント発行用の入力画面に情報を登録してください。
- アカウント発行申請を受けた運用事務局は平日10:00~14:00の間に申請者が勤務する病院に電話で本人確認をおこないますのでご了承ください。医師の本人確認が完了次第、申請時に入力されたメールに対し、コンサルトフォルダURLをお伝えします。
- 本人確認が完了できない場合はその旨をメールで申請者に返信します。尚、コンサルトフォルダの有効期間は発行から1年間とします。
- 本システムに接続するパソコンは、ウイルス対策ソフト(McAfee,ESET,Norton等)を搭載してください。ウイルス対策ソフトは申請時のフォームに記載ください。事務局にて判断します。
3.「CONNECT-RC」の使用手順 (利用者)
- 利用者はコンサルトフォルダURL発行時に同時にメールにて送付される、コンサルト手順書に基づきコンサルトを行ってください。
- 「 CONNECT-RC 」コンサルトフォルダにログインしてください。(BOXアカウント登録が必要となります)
- コンサルト相談シートの回答をチャット欄に記載ください。チャット欄のコメントには、個人を特定できる情報は含めないでください(重要)。利用者は必要に応じて匿名化された画像をコンサルトフォルダにアップロードできます。内視鏡や超音波の画像は画面に写っている個人情報をペイントソフトなどで削除してから添付してください。
- コンサルタントからのチャット返信を参考に、利用者の責任のもとで患者さんの治療方針を決定してください(重要)。
- 各コンサルトに対して原則1週間以内に返答いたします。
4.「CONNECT-RC」のデータ管理
画像データやコンサルテーションの内容などの「CONNECT-RC」上のデータはクラウド上で管理されます。コンサルテーションの内容は保存されますが、画像はダウンロード後、原則1週間程度で削除されます。
5.有用性評価のための情報収集
遠隔コンサルテーションシステムの有用性を評価するために「大腸癌を対象とした遠隔コンサルテーションシステムの有用性を検討する多施設共同前向き観察研究」をおこないます。以下の情報を収集し、運用事務局が保管します。(利用者の個人情報の取り扱いは個人情報保護に関する諸法令およびその他の規範を遵守しておこなわれます。)
- コンサルト内容に関する事柄 (各コンサルト内容を運用事務局が供覧しデータを収集、保管します)
- 1.コンサルト時点での診断
- 2.コンサルト時点での治療方針
- 3.コンサルトの目的
- 4.「CONNECT-RC」を使用した理由
- 5.コンサルタントから提案された治療方針
- 6.紹介された医療機関
- 利用者に関する情報 (利用者がアカウント発行時の申請フォームに入力した情報を収集・保管します)
- 1.利用者が所属する医療機関の名前・所在地・病床数
- 2.利用者の専門科
- 3.「CONNECT-RC」を知ったきっかけ
- 利用者へのアンケート(年に一回)
- 1.コンサルトした患者さんの数と実際に手術が行われた患者さんの数
- 2.システムの満足度